今日、業者さんへの支払いを終えて、
信号待ちで停車して、何気なく見えた
築30年位の、住宅 ぼんやりと「あー結構年月経ってるなー」と・・・
その時、ふと、今から25年前の 電気工事時代の一つの現場を思いだした。
それは、新築の小さな家。 多分 延べ床で25坪位だっただろうか
普通に電気工事に行き、お施主様の 話題になり、
現場監督さんから、ここのお施主様は 23歳の川鉄にお勤めの方
お母さんと2人住まい、就職して5年、一生懸命貯金して、
足らずを住金・年金融資で借入して
この小さな土地と家を購入したのだと、
親子2人、
それまでは、多分 借家暮らしだったのだろう。
私は、その話を聞き、びっくりした と同時に
親孝行している彼を、同世代として 羨ましく思った 感情になったのを今でも覚えている。
自分を育ててくれた お母さん への親孝行で建てた 小さいけど
凄く 大きな 大きな 家 に私は思えた。
あの人は、今どうしているんだろう?
若き日の頃、親孝行なんて どこか、人ごとの様な気がした。
親なんて 居て 当たり前に 思えた。
でも、今45になって あの時の 23歳の彼の 実行力と親孝行に
今 心より 敬服する。
自分はと言うと、親に 家を 建ててあげれなかったし。
親孝行らしい親孝行は 出来なかった。
今 親父もお袋も この世にはいない。
ただ、感謝することしか出来ない。 ゴメンな 親父 お袋 大切にしてあげられなくて・・・
ありがとう。
今、自分が あるのは 100% あなたたちののおかげです。
そう思うと ちょっと 泣けてきた。
そして、信号が変わった。