HR様邸での午前中、大工の佐藤さんの仕事姿。
遥か前の バブル崩壊後、不況下、デフレ下で
職人 と言われる 職業に従事する人が 激減した。
今、消費税の特需で住宅も沢山建築されていますが、
肝心の職人さんの絶対数が 減っている。
幾ら、工業化した住宅でも、現場で職人さんの 手 なしでは、
絶対に建築は出来ない。
住宅業界は、ホワイトカラーが比率的に多いような気がするんです。
大切なのは、造る人、技術を発揮する人 なんです。
昔のこの業界は、そんな人の比率の方が多かった。
経済が成長し、皆が“だんな”になってしまっている。
見習いの期間が長い職を避けて、学校を卒業したら
もう一人前に仕事が出来ると勘違いし、
頭だけで考えて 仕事したような気になっている。
そんな 大人が 多い。
現場に行くと、実際に仕事をして頂く職人さんの手の動き
キレ にほれぼれし、
よし、 自分の役割の仕事を
全力で遂行してやろう! と・・・
自分も本当の意味での“仕事師”にならなければと・・・
そう、現場は、色々な意味で
勉強になる。
佐藤さん、この写真を
お子さんが見られたら
「お父さん、かっこいい!」って
言いますよ 絶対。