昭和の大横綱 「北の湖」
小・中学校の頃、親父がTVを見ながら
「こいつは憎たらしいほど強えーの」と言ってたのを思い出す。
親父が見ていたTVを観て 私も相撲が好きになった。
当時、最強の横綱 北の湖 と まだ関脇だった千代の富士の世紀の一戦は
今でも、脳裏に焼け付いている。
幾多の名勝負を重ねて、私の思春期の“相撲感”は
間違いなく、北の湖 がベースだ。
今日の訃報を聞き、自然に涙が出てくる。
何だろうかこの気持ちは・・・?
すっごく好きだったあの頃の大相撲。
親父との時間、会話・・・・
全てが混雑して 当時の思い出が
横綱 北の湖VS 関脇 千代の富士 の
あの一戦は、立会後、千代の富士が 懐に入り
右前みつをとり、北の湖が千代の富士を捕まえようとした
瞬間、千代の富士の右下手出し投げで北の湖が膝を付いたのが
今も映像として 脳裏に刻み込まれている。
その場所後、千代の富士は大関昇進。
当時は、観過ぎて、場内呼出しも マネできたのを思い出す。
「東方~、横綱 北の湖 北海道有珠郡壮瞥町出身 美保ケ関部屋」
「西方~、関脇 千代の富士 北海道松前郡福島町出身、九重部屋」
「行司は式守伊之助、本日最後の取り組みになります。」
これは、今でも覚えてます。
北の湖 さん
永い間、相撲を通じて私を含めて多くの
日本人に影響を与えて頂き
本当にありがとうございました。
安らかにお休みください。
ご冥福をお祈りいたします。